院長より:趣味の世界へ

私の趣味ですが両親のおかげでたくさんの経験をさせてもらいました。大変僭越ではございますが、これらの経験は今の私の診療には欠かせない大きな糧となっているため、紹介させて頂きます。

 

小・中・高・大学ではサッカー部に所属し、サッカー三昧の日々を送っておりました。しかし大学1回生の時に、腰椎分離症を患い右下肢がしびれ、歩行も困難となり、サッカー復帰まで約8ヶ月もかかりましたが、その後も少し強めの練習をすると右下肢がしびれるため、クラブでのサッカーは断念せざるをえませんでした。それまでサッカーばかりしてきた分、他に打ち込むものを見つけるべく、ゴルフを1年習いました(今でも好きですが真剣にするというより、昼間からお酒を飲みながらキレイな芝の上で過ごすことに楽しみを感じております)。この時の辛い経験から、自分と同じようにスポーツをしている学生達が青春を謳歌するのに貢献したい、と強く望むようになりました。その思いこそが、私が医を志した最たる理由です。

 

写真:ラリー競技

 

学内でも何かをしたく、4回生から自動車部でラリーという車の競技を始めました。サッカーに変わるものということで真剣に打ち込み、週に5日夜の林道へラリーの練習に出かけました。しかし、朝1限目の授業には必ず出席しておりました。自動車部は学連には所属せず、社会人に混ざってJAFが公認する競技に参加し、5回生で近畿ダートトライアル選手権 シリーズチャンピオンになりました。その後、医者になっても続け、近畿ラリー選手権でシリーズ2位をとり、スポンサーもたくさん付いて頂き、全日本ラリー選手権で北海道から九州まで転戦しました。また日本で初めて行われた国際格式ラリーのアルペンラリーにも出場し、9位に入賞しました。結婚して子供ができてからは少し控えるようになりましたが、今でも世界ラリー選手権、全日本ラリー選手権、近畿中部ラリー選手権にエントリーできる車と腕は用意しています。

 

あと、大きな趣味として欠かせないのが、筋力トレーニングです。中学2年生から腕立て伏せなどを始め、学生時代は毎日欠かさず腕立て伏せを300回×2セット、間に腹筋300回、懸垂などをしていました。スポーツクラブ主催のベンチプレス大会では、当時体重が70kgでしたが135kgを上げて優勝しました。国家試験直前には「筋肉番付」というテレビ番組の「3分間腕立て伏せ」に出場し、187回という記録を残しました。今でも3分間で150回くらいはできます。筋肉番付といえば、「キックターゲット」にも出場しました。

 

写真:ラリーカー

 

 

日本の医者の中で、腕立て伏せと、車を速く走らせることでは誰にも負けないと自身を持っています。こんな私ですが、患者様一人一人のそれぞれ異なるニーズに対して、医療の理想論や固定観念を押し付けるのではなく、患者様が一番望んでおられる最適な治療法を一緒に相談し、一緒に治療をしていくことをモットーとして、これからも地域医療に貢献できるように頑張る所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

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